インテント認識
インテント認識
インテント認識ノードは、ユーザーの入力(クエリ)から意図(インテント)を識別し、ワークフロー内で異なる分岐へとルーティングすることができます。これにより、エージェントの実用性が向上し、ユーザー体験が強化されます。
1つの入力に対して、認識されるインテントは1つだけです。
ノード設定
- LLM:インテントを判定するために使用する大規模言語モデル。
- クエリ:インテントを認識する対象となるユーザーの入力テキスト。LLMの機能を活用して、最も適したインテントにマッチされます。
- 短期記憶:現在のワークフローがエージェント内で動作している場合、エージェントの会話履歴を文脈として認識処理に利用できます。
- インテントの候補:クエリを分類するための複数のインテントを自然言語で定義します。
ノードの出力
インテント認識ノードの実行後、以下の2つのパラメータが出力されます:
- classificationId:マッチしたインテントのID。設定順に1から割り当てられ、マッチしない場合は
0
となり、「その他」ブランチに進みます。 - reason:その分類が選ばれた理由・根拠。LLMによって自動生成されます。