スキル管理
概要
スキル(Skills) は、あらかじめパッケージ化された専門的な機能モジュールです。各スキルは SKILL.md ファイルを通じて、その識別情報、トリガー条件、実行ロジックを宣言します。スキルは Tools & Skills ページ(左ナビゲーション → Tools & Skills → Skills タブ)で管理します。

ページのレイアウト
| 要素 | 説明 |
|---|---|
| Skills / Tools タブ | スキルマーケットとツールマーケットを切り替えます |
| Market / Enterprise / Personal | スキルの入手元:公開 Market、組織が公開したスキル、自身で作成 / インポートしたスキル |
| All / Default フィルター | Default は組織向けに事前選択されたスキルを表示します |
| スキルパック | Office essentials(deep-research · pptx · docx · xlsx · github-deep-research)や Creator pack(frontend-design · copywriting · canvas-design)などのバンドル。Install all でまとめてインストールできます |
| スキルカード | 名前、バージョン、1 行の説明、インストール用の + ボタン |
| Search skills | 名前でフィルターします |
| Installed | インストール済みスキルの数を表示します。クリックすると表示・管理できます |
スキルはインストールしてはじめて Agent が利用できるようになります。New task ページの入力ボックス下の数バッジには、インストール済みのツールとスキルの数が反映されます。
Market で利用できるスキル
Market には現在約 50 のスキルがあります。代表的なものを紹介します。
オフィスドキュメント
| スキル | 説明 |
|---|---|
| docx | Word ドキュメントの作成・編集・分析 |
| xlsx | Excel スプレッドシートの作成と処理 |
| pptx | PowerPoint プレゼンテーションの作成・編集・分析 |
| PDF のテキスト / 表の抽出と PDF の作成 | |
| Google Workspace | Google Drive、Docs、Sheets、Slides |
リサーチと検索
| スキル | 説明 |
|---|---|
| web-search | Playwright で制御するブラウザによるリアルタイム Web 検索 |
| deep-research | 1 回の検索では足りない質問に対する複数ソースの Web リサーチ |
| films-search / music-search | クラウドドライブ上のダウンロード可能な映画 / 音楽リソースを検索 |
| find-skills | スキルの発見とインストールを支援します(「X をするには?」) |
ライティングとマーケティング
| スキル | 説明 |
|---|---|
| copywriting / copy-editing | マーケティングコピーの執筆・リライト・改善 |
| content-strategy / product-marketing-context / ai-seo | コンテンツ計画、プロダクトマーケティングコンテキストの維持、AI 検索エンジン向け最適化 |
| consulting-analysis | 専門的な分析とレポートの生成 |
デザインと生成
| スキル | 説明 |
|---|---|
| canvas-design / frontend-design | キャンバス上のビジュアルデザイン、本番品質のフロントエンド UI |
| nano-banana-pro / seedance / Modellix | AI による画像・動画生成 |
| remotion | プログラムによる動画生成 |
開発と自動化
| スキル | 説明 |
|---|---|
| github | gh CLI による GitHub 操作(Issue、PR、CI 実行、コードレビュー) |
| playwright / agent-browser | ターミナルからのブラウザ自動化 |
| develop-web-game | Web ミニゲーム開発 |
| scheduled-task | 対話からスケジュールタスクを作成・管理 |
| create-plan | コーディング関連タスクの簡潔な計画を作成 |
| skill-creator | メタスキル — スキルの作成・修正・評価 |
ローカルと個人用
| スキル | 説明 |
|---|---|
| local-tools | ローカルシステムリソースへのアクセス(例:macOS / Windows のカレンダー) |
| apple-reminders / apple-notes | Apple のリマインダーとメモの管理 |
| imap-smtp-email | IMAP / SMTP によるメールの送受信 |
| 1password | 1Password CLI のセットアップと利用 |
| weather | 現在の天気と予報 |
| bootstrap | オンボーディング対話を通じてパーソナライズされた SOUL.md を生成 |
Market は継続的に更新されています。最新の一覧は Skills タブで確認してください。
スキルの読み込みの仕組み
SKILL.md
各スキルは SKILL.md ファイルを含むディレクトリで、以下を宣言します:
- スキル名と説明
- トリガー条件:どのような状況でこのスキルが自動的に有効になるか
- 実行ロジック:スキルの具体的な動作と機能
Agent がスキルを使う方法
インストール済みのスキルは、呼び出し可能な機能として Agent に公開されます。Agent はタスクに応じて使用するスキルを自動的に選択します。メッセージ内でスキルを明示的に指定することもできます(「pptx スキルを使って…」)。
エンタープライズスキル
ワークスペース管理者は エンタープライズリソース を通じて、組織全体にスキルを公開できます。これらは Enterprise タブに表示されます。
| 特徴 | 説明 |
|---|---|
| 組織の分離 | エンタープライズスキルは 1 つの組織に属し、組織を切り替えると一覧も切り替わります |
| 自動同期 | アプリは定期的にバックエンドからエンタープライズスキルを同期します |
| セキュリティレベル | エンタープライズスキルには管理者が設定したセキュリティレベルの制限が付与されることがあります |
個人スキル
Personal タブには、自身で作成またはインポートしたスキルが表示されます:
- 対話で skill-creator スキルを使用します。作りたいスキルを説明すると、
SKILL.mdと補助ファイルが生成されます - 既存のスキルディレクトリ(
SKILL.mdを含む)をインポートします
操作ガイド
スキルのインストール方法
- 左ナビゲーション → Tools & Skills → Skills タブ
- Market でスキルを探します(検索ボックスまたはカテゴリパックを使用)
- カードの
+をクリックします(パックの場合は Install all) - スキルが Installed にカウントされ、Agent が利用できるようになります
スキルの削除または無効化の方法
- Skills タブの右上にある Installed をクリックします
- スキルを見つけて削除します
影響:
- インストール済み → Agent はそのスキルを使用できます。たとえば
web-searchをインストールすると、Agent は Web を検索してリアルタイムの情報を取得できます。- 未インストール → Agent はスキルの存在を認識しません。たとえば
web-searchがなければ、Agent は自身の知識のみに頼ることになります。
実際の効果の例
| スキル | インストール時に Agent ができること | 未インストール時 |
|---|---|---|
| web-search | Web で最新情報を検索する | 古い回答をする可能性がある |
| docx | Word ドキュメントを生成する | プレーンテキストしか出力できない |
| playwright | ブラウザを自動操作する(スクリーンショット、フォーム、スクレイピング) | ブラウザを操作できない |
| nano-banana-pro | 画像を生成・編集する | 画像を生成できない |
| imap-smtp-email | メールを送受信する | メール関連のタスクを処理できない |
| scheduled-task | 対話からスケジュールタスクを作成する | Scheduled tasks ページからタスクを作成する必要がある |
FAQ
エンタープライズスキルが表示されない
Enterprise タブを開いてください。エンタープライズスキルはバックエンドから定期的に同期され、アプリを再起動すると即時に同期されます。ワークスペース管理者が エンタープライズリソース でスキルを公開しているか確認してください。
スキルをインストールしたのに Agent が使わない
Agent はタスクに基づいてスキルを使うかどうかを自律的に判断します。明示的に指示することができます:「web-search スキルを使って React の最新バージョンを検索してください。」
関連ドキュメント
- ツール管理 — スキルとツールの連携
- エンタープライズリソース — エンタープライズレベルのスキル管理
